2011年10月21日金曜日

Special Engine Installed

ついにエンジンを載せる工程まで進みました。エンジンを車にインストールする作業は特に神経を尖らせて行われました。


Morg純正のFIA公認インレット・マニホールドです。

キャブレターの空気整流の為に特別なスペーサーをインレット・マニホールドに取り付けました。
エキゾースト・マニホールドもFIA公認の物を使用。マニホールドのボルトもARP製を使用。今回NaitoMiniに使用したエンジン・マウントはソリッドなので、エンジンの振動にも耐えられる強度となりました。
FIA公認ワークス・SUキャブレターを使用。外見は市販の物と同じですが、中の部品は全てNaitoAutoEngineering Special Tuning partsを使用しました。本来、もう少し大きいサイズのキャブレターがエンジン出力に合うのですが規定により大きく出来ないので、中の構造をスペシャル・チューニングしたキャブレターとなります。
出力が予定通りとなりギア・レシオ、デフ・ファイナル、トランスファーギアを変えることによって本来のパワーがホイールに伝わります。
エンジン・パワーを上げてもギア・レシオとデフ・ファイナルを合わせない限り本来のエンジンのパワーが20%から30%ロスすると言われています・・・
レース用セルモーターを今回使用しましたがその理由は、オリジナルのセルモーターだとフライホイールのリングギアの噛み込みが悪く壊すことが多々あるからです。

鍛造(フォージット)削り出しのオイル・フィルター・アダプター。これは振動などによって割れる事を防ぐ効果があります。

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